『Scratch(スクラッチ)』の最新バージョン「3.0」の注意すべき変更点

Scratchの最新バージョン「3.0」がリリースされてから、もうすぐ半年になります。

これまでいくつかの不具合などが報告されているようですが、それ以外にも、使い勝手が変わったことによる戸惑いの声なども聞こえます。

今回は、これまでのバージョンと異なる注意点について取り上げてみたいと思います。

色の指定

以前の記事『スクラッチ3.0がリリースされました』でも取り上げましたが、色の指定方法が大幅に変更されました。


これまでのバージョンでは、カラーパレットの様なものが用意されていたので、自分のイメージする色に近いものを気軽に選ぶことができたのですが、3.0では「色」「鮮やかさ」「明るさ」の3つの項目の数値による設定を組み合わせて色を作成する必要があるので、慣れないと難しいかも知れません。


もし、ライブラリ内の中に自分がイメージする色に近い色を持ったスプライトがあれば、一旦、そのスプライトを追加して『コスチューム』タブを表示します。

「塗りつぶし」の色の設定で「スポイトツール」を選択し、


自分が作りたい色に似た色を選択します。


再度、「塗りつぶし」の色の設定を表示させると、その色の「色」「鮮やかさ」「明るさ」がそれぞれどういう設定値なのか分かりますので、これを参考にすると良いかも知れません。

コスチュームの中心の設定

これまでのバージョンでは「コスチュームの中心を設定」というボタンで、コスチューム上の任意の場所をクリックして中心となる位置を指定することができましたが、3.0では中心の設定機能自体がありません。


コスチュームの中心の位置を示すマークがありますので、このマークを中心にコスチュームの位置を調整するしかなさそうです。


とはいえ、コスチュームを作成するパーツを配置すると、マークはパーツに隠れて見えなくなってしまいます。


これを回避するためには、一旦、塗りつぶしの色を「透明」にした状態で、中心のマークを見ながらパーツの位置を調整し、調整後に改めて塗りつぶすしかないかも知れません。

プログラミング教育通信では、このようなTipsがあれば今後も紹介していきたいと思います。