5歳から学べるプログラミング
Scratch Jr(スクラッチ ジュニア)

小学生から始められるプログラミング学習言語としてMIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボが開発した『Scratch』が注目されています。

このScratchは対象年齢が8歳以上なのですが、年々、プログラミング教育を始めさせたいというお子様の年齢が低くなってきています。

おそらく、2020年に小学校でもプログラミングが必修化されるというニュースの影響だと思いますが、子ども向けプログラミングのワークショップなどでも小学校1年生や2年生の参加が目につくようになってきました。

そこで今回紹介するのが『Scratch Jr』です。

Scratch Jrは、Scratchと同じくMITメディアラボで開発されたツールで、こちらは対象年齢が5歳から8歳となっており、まさにScratchを始める前の年齢層に向けて開発されたもので、誰でも無料で使うことができます。

iPadアプリと、Androidアプリが用意されていますので、これらのタブレットをお持ちの方は、ぜひ一度お試しください。

Scratch Jrの基本的な使い方

Scratch Jrのアプリを起動すると下のような画面になります。

左側の『家』のアイコンをタップすると、自分が作った作品(プロジェクト)の一覧画面になります。

新しく作品を作りたい時は『+』のマークのアイコンをタップしましょう。

これが、Scratch Jrの画面です。

画面の下半分に、キャラクターに与える命令となるイラストアイコンのブロックが並んでいます。
このブロックは、ドラッグしてスクリプトエリアに持ってくることで、組み合わせることが可能になります。

下の図は、『右方向に動く』命令のブロックをスクリプトエリアに持ってきた状態です。
このブロックには下側に「1」という数字が表示されています。これはキャラクターを右方向に動かす『距離』になります。
この数字をタップして、変更することも可能です。

また、このブロックはカテゴリによって分かれています。先ほどは『動き』に関するブロックを表示していました。

他には『見た目』に関するものや、

「繰り返し」や「待つ」命令などの『制御』に関するもの

「何をきっかけに動き出すのか」を決める『イベント』に関するものなど、様々なブロックが用意されています。

また、背景やキャラクターもたくさん用意されていますので、好きなものを選んで作品に追加することができます。

もちろん自分でオリジナルの背景やキャラクターを描くこともできます。

イラストアイコンで直感的に学習

スクリプトエリアに持ってきたブロックは横方向につなげて、左の命令から順に右に向かって実行されます。
つなげたブロックの一番左には、この命令群が「何をきっかけに動き出すのか」を決める『イベント』に関するブロックを配置します。

また、画面の右側に『シーン』が並んでいて、自由に追加することができます。
Scratchではステージは1つだけでしたが、Scratch Jrでは『シーン』毎にスクリプトを作成していくのが特徴となっています。

下の図は、スタートボタンである『緑の旗』をクリックしたら、
・「行ってきます」というセリフを表示
・少し待つ
・右方向へ16移動
・『シーン2』へ移動
という順番に命令を実行するスクリプトです。

このように、どのブロックがどんな働きをするのか、いろいろ自分で試してみながら使い方を覚えていくことができます。
そして、少しずつ自分の完成イメージに近づけながら作品を作っていきましょう。