以前から度々話しは聞こえていましたが、現在開発中の次世代Scratchといえる『Scratch 3.0』のプレビューサイトが公開されました。
MITメディアラボで開発されているScratchはオープンソース(ソースコードなどの情報を公開している)で進められています。
公開されたプレビュー版は、まだ全ての機能が出揃っている訳ではありませんが、次のScratchを楽しみにしている人にとっては、いち早く触れられるとてもいい機会です。
プレビューサイトはこちら。
https://preview.scratch.mit.edu/
「Try It!」のボタンをクリックします。
1.4と2.0では、ステージやスクリプトエリア、ブロックパレットの配置などが異なりましたが、3.0では1.4の配置に近くなっているようです。
まだ英語以外の言語には対応していませんので、言語切り替えのセレクトボックスにマウスを持っていっても、このように「Coming Soon…」などと表示されます。
カテゴリは画面の一番左側に縦に並んでいます。ブロックパレットはカテゴリ毎に表示が切り替わるのではなく、ブロックパレットに全てのブロックが縦に並んでいるようです。
カテゴリのボタンをクリックすると、それぞれのカテゴリの先頭のブロックの位置まで移動するようになっています。
カテゴリ欄の一番下の「Extensions」というボタンをクリックすると、拡張ブロックが選択できます。
『音』カテゴリのブロックの内、MIDI音源に関するブロックや、『ペン』機能は、この拡張ブロックの中に入っているようです。
「Music」や「Pen」をクリックすると、ブロックパレットに音楽関連のブロックが追加されました。
3.0では、ペンは色だけでなく「彩度」や「透明度」なども変更できるようです。
コスチュームタブやサウンドタブも見た目が変化しています。
Scratch 3.0の正式リリースは今年の夏頃になるとのことです。
それまで、みなさんもこのプレビューサイトで色々と変化を発見してみてはいかがでしょうか?