複数の条件を繋げる『かつ』と『または』

「プログラムの3つの基本処理」で触れた『条件分岐』処理ですが、プログラムを作成する上で、ひとつの条件だけではなく、複数の条件の組み合わせが必要になる場合があります。

複数の条件を組み合わせる時に必要になるのが「かつ(AND)」や「または(OR)」などの接続詞です。

かつ(AND:2つの条件のどちらも)

Aという条件とBという条件があった場合、「A かつ B」という条件は「AにもBにもどちらにも当てはまる」必要があります。

例えば、テストの点数によってコメントを分ける処理を考えてみましょう。

1) もし、90点以上なら ->「優秀です!」
2) もし、70点以上 かつ 90点未満なら ->「よくできました」
3) もし、30点以上 かつ 70点未満なら ->「普通です」
4) もし、30点未満なら ->「頑張りましょう」

上記の2)や3)の条件を見てみると、2つの条件を「かつ」で繋げています。
「よくできました」というコメントは、「70点以上」という条件と「90点未満」という条件のどちらにも当てはまる場合、ということになります。

または(OR:2つの条件のどちらか)

Aという条件とBという条件があった場合、「A または B」という条件は「AかBか、どちらかに当てはまる」必要があります。

例えば、算数と国語の2つのテストの点数によって合否を分ける処理を考えてみましょう。

1) もし、算数が70点以上 または 国語が70点以上なら -> 合格
2) もし、上記以外なら -> 不合格

上記の1)の条件を見てみると、2つの条件を「または」で繋げています。
算数か国語のどちらかひとつでも70点以上であれば合格となる、ということになります。
もちろん、算数と国語のどちらも70点以上であっても合格です。
不合格となるのは、算数も国語もどちらも70点未満であった場合、ということになります。

3つ以上の条件を「かつ」や「または」で組み合わせる場合、カッコ()を使って優先順位を指定するケースがあります。
そちらについては、また別の機会に解説したいと思います。