複数の条件を繋げる『かつ』と『または』②

以前、コチラの記事で、複数の条件を繋げる場合に用いられる『かつ』
(AND:2つの条件のどちらも)と『または』(OR:2つの条件のどちらか)について紹介しました。

前述の記事では2つの条件を組み合わせましたが、3つ以上の条件を組み合わせる場合はどうでしょうか?

全ての条件が『かつ』か『または』のどちらかだけで繋げられるものならシンプルですが、条件の組み合わせの中で『かつ』と『または』が混在する場合、その優先順位に注意が必要です。

今回は、そのような組み合わせのケースを取り上げてみたいと思います。

全ての条件が『かつ』のみで繋がるケース


A、B、Cの3つの条件があった場合、「A かつ B かつ C」という条件は「AにもBにもCにも全て当てはまる」必要があります。

全ての条件が『または』のみで繋がるケース


A、B、Cの3つの条件があった場合、「A または B または C」という条件は「AかBかCのどれかに当てはまる」必要があります。

『かつ』と『または』が混在するケース

では、「A かつ B または C」という条件の場合はどうでしょうか?

この場合、『かつ』と『または』のどちらを優先するかにより、以下の2通りが考えられます。

① (A かつ B) または C

② A かつ (B または C)

例えば、東京都に住む小学生以下と高齢者を対象にするサービスがあった場合、このサービスが受けられる対象を

① (東京都在住 かつ 小学生以下) または 高齢者

と理解するのか

② 東京都在住 かつ (小学生以下 または 高齢者)

と理解するのかで、全く意味が異なってきます。

それぞれを図にすると以下のようになります。
(この場合、「小学生以下」という条件と「高齢者」という条件の両方に当てはまることはないので、BとCが重ならない図になっています)

① (東京都在住 かつ 小学生以下) または 高齢者

② 東京都在住 かつ (小学生以下 または 高齢者)

なので、『かつ』と『または』が混在する場合、カッコを用いて優先順位を明確にする必要があります。
ちなみに、カッコを用いず「A かつ B または C」とした場合、『かつ』が『または』より優先されますので、「(A かつ B) または C」と同じ意味になります。

3つ以上の条件の組み合わせは、この様な点に注意しましょう。